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ぼくのーと

目標は小さく、夢はぼんやり、ひきこもり気味おばさんの日記

鏡よ鏡よ鏡さん

 2年ぐらい通っていた美容室とは違うところに行ってみた。こっちに引っ越してきてからは、ちょっと遠くなり、自転車やバスで通っていたが、そこまでして行くほど、気に入っているかと言えば、そうでもないのだ。1年ぐらい指名していた人が産休に入って、違う人が切ってくれていたのだけど、比べると前の人がよかったなあという気がしてきた。暑くて、自転車に乗るのもバスに乗って出かけるのも億劫だったので、思い切って、近くの美容室をネットで探し、予約をした。

 始めていく美容室はいつも緊張する。してもらえることは大体同じだけど、ちょっとルールが違ったり、美容師さんたちの受け答えも微妙に違ったり、慣れるのには時間がかかる。  きょう担当してくれたのは、優しそうな男性の美容師さんだった。拙い言葉で、要望を伝えると、黙々と作業をしてくれた。わたしは美容師さんと世間話をするのが、とても苦手なのだ。

 ところで、あの体を覆うケープみたいなもの、名前はよくわからないけど、あれを夏場にかぶせられるのもなかなか辛い。熱がこもって、汗びっしょりになってしまう。夏に美容室に行くのは、2回、多くても3回ぐらいなので、がまんするべきなのだろうが、通気性のいいものにならないのだろうか。汚れや水気から守ってもらうためのものだから、しょうがないのだろうけど、誰か涼しく過ごせるものを開発してくれないだろうか。きょうも、ケープのなかはびしょびしょでした。

 それと、鏡。美容室の鏡は細く見えるようになっていると聞いたことがあったが、あれは本当だった。耳が見えるくらい短くしてもらったのだが、髪がなくなってすっきりした顔の輪郭が、いつも鏡で見るのと違って、やけに細長くなっていた。髪形や顔の印象だけでも丸くて優しい印象にしてもらいたかったなあと、少しがっかりしていた。  また、美容室変えなくてはならないのなあと思いながら、トボトボと家に帰り、洗面所で鏡を見たら、いつもの顔かたちで、髪が短くなったおばちゃんがそこにいました。「なんだ、意外にいいじゃん、すっきりしていい感じじゃん」と鏡の中のにやけたおばちゃんに言ってあげました。